『三国志』横山光輝 22巻 初陣孔明

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基本情報

作者  横山光輝

出版  1981年

出版社 潮出版社

目次 

  • 曹軍侵攻
  • 博望坡のの戦い
  • 酔えぬ美酒
  • 劉表の死
  • 降伏
  • 孔明、新野を焼く

あらすじ

孔明を迎えて以降劉備は常に孔明といた。関羽張飛らは不満に思うが、劉備は水魚の関係であると意に介さなかった。そんなおり、夏侯惇は新野に10万の大軍で攻め込む。孔明の指示に反発していた張飛達であったが、一度はやってみようと孔明の方針に従い大勝をおさめる。夏侯惇が敗れたことから曹操は自ら50万の大軍を率いて出陣する。劉表は病死し、蔡瑁が遺言書を偽造し劉琮を後継者とし、更には曹操に降伏する。孔明は荊州を奪い曹操に対抗することを説くが劉備はうなずかなかった。

登場人物

劉琦・孔明・申生・重耳・献公・驪姫・劉表・劉備・関羽・張飛・趙雲・蔡瑁・劉琮・関平・劉封・夏侯惇・于禁・李典・曹操・曹仁・伊籍・孫乾・麋竺・糜芳・許褚

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印象的な場面

劉備「私が孔明を得たことは魚が水を得たようなものだ」(p33)

夏侯惇「どけっネズミ共」趙雲「何をこの豚め」(p54)

孔明「いま小さな感情は捨て大義に生きねばなりますまい」(p100)

感想

劉備と曹操の違いの一つとして、劉備は優柔不断で曹操は決断が速いことがあげられると思う。孔明は何度も劉備に私情を捨てて荊州を譲り受けることを提案しているが、劉備は決断できずこのあと絶体絶命の危機に陥る。それに加え、呉との後年の争いもこの時点で荊州の正式な領有者となっていればだいぶ毛色の違うものとなったであろう。徐州は陶謙に子どもいても受け取ったのに。袁紹もそうだが決断力のなさはトップとしては大きな欠点だと思う。

張飛は孔明に不満たらたらであったが、一度そのすごさを知るとしっかりと頭を下げられる。こういうところは張飛の魅力的なところである。

【三行でまとめてみた】横山光輝三国志22巻【888回】