『三国志』横山光輝 23巻 長坂の攻防

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基本情報

作者  横山光輝

出版  1981年

出版社 潮出版社

目次 

  • 難民
  • 暗殺指令
  • 長坂坡
  • 風雲長坂橋
  • 援軍きたる
  • 百万曹軍

あらすじ

孔明の策略により曹操軍に打撃を与えつつ、劉備一行は樊城に逃げ込む。しかし、樊城では耐えきれないことから襄陽城へ向かうことに。襄陽では蔡瑁が劉備軍に攻撃を仕掛けてきたため、江陵に向かう。劉備を慕う領民数十万を引き連れていたので行軍が遅々として進まない。あっという間に曹操軍に追いつかれ劉備は絶体絶命の危機に陥る。張飛・趙雲の活躍、江夏からの援軍で劉備一行はからくも生き延びることに成功した。曹操は次に呉の孫権の討伐を狙っていた。呉は情報を得るため魯粛を使者としてつかわす。

登場人物

曹仁・張飛・許褚・麋竺・劉備・孔明・関羽・趙雲・徐庶・蔡瑁・魏延・劉琮・于禁・糜芳・劉琦・夏侯覇・夏侯恩・阿斗・曹洪・孫権・魯粛

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印象的な場面

劉備「国は人をもって基となすという 玄徳は国を失ったがその基はまだわれにある 民とともに死ぬならそれまた本望」(p56)

感想

上の劉備のセリフは、大事をなすには必ず人を以て本と為す、の部分である。作家の宮城谷は三国志でこのセリフが一番好きであるといっていたように記憶する。絶体絶命の時に、人間の本性が最も出る時に、民を捨てて自らのみ生きることを良しとはしないこの生き方。張飛の長坂坡での活躍も、趙雲の一騎駆けもすごいが、さすがは劉備である。まあ、そんな事態にしてしまったのは優柔不断であった自らのせいともいえるが。

【三行でまとめてみた】横山光輝三国志23巻【888回】