『三国志』横山光輝 25巻 赤壁の前哨戦

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基本情報

作者  横山光輝

出版  1981年

出版社 潮出版社

目次 

  • 謀略
  • 覆面船団
  • 埋伏の毒
  • 裏の裏
  • 鳳雛立つ
  • 見破られた火計
  • 鉄鎖の陣

あらすじ

周瑜を口説きに来た蒋幹であったが、かえって周瑜に利用された。周瑜の計略により、曹操軍の水軍を担っていた蔡瑁・張允は曹操に殺される。周瑜の計略を見抜いていた孔明は周瑜に10万本の矢を用意するよう命令を受ける。失敗させ正式な手続きで孔明を殺すためであった。しかし孔明は天候を利用し見事に矢をそろえる。戦線が膠着する中、曹操は蔡瑁の一族を埋伏の毒として呉に送り届け、周瑜は黄蓋と苦肉の策を行う。また鳳雛こと龐統は将来の火計のため、曹操軍の船を鉄の鎖でつなげさせることに成功する。

登場人物

蒋幹・周瑜・蔡瑁・孔明・魯粛・于禁・毛玠・蔡和・蔡仲・黄蓋・闞沢・甘寧・曹操・龐統・徐庶・集触・張南・韓当

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印象的な場面

曹操「わしは今まで多くのほろんでいった先輩を見ている ちょっとした油断が命とりとなっている」(p47)

闞沢「世に出て君に仕えながら一つの手柄も立てずに朽ちるくらいなら生きてても生きがいがございませぬ」(p95)

感想

どんな作戦も計画も結局は実行する人間によって結果は変わる。この巻では周瑜も龐統も闞沢も黄蓋もうまい演技を行ったが、蔡和・蔡仲は大根役者であった。それにしても妻子がいなければたやすく周瑜・孔明に見破られるとは思わなかったのだろうか。直前にその二人がいて手ごわいといっているのに。この巻で一番は黄蓋かな。老人で杖で100回打たれたら死んでもおかしくないし、火計を進言したのは責任感と能力があるからだろう。責任感があれば智慧がわく。

【三行でまとめてみた】横山光輝三国志25巻【888回】