『三国志』横山光輝 29巻 政略結婚

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基本情報

作者  横山光輝

出版  1982年

出版社 潮出版社

目次 

  • 合肥城攻防
  • 太史慈の最期
  • 証文
  • 謀略結婚
  • 甘露寺
  • 十字紋石
  • 贅沢の蜜漬
  • 脱出
  • 男まさり

あらすじ

劉備軍が荊州南方を平定したのに対し、呉軍は合肥を攻めるも張遼に阻まれ落城させることができず、太史慈も失う。その頃、劉琦が死んだため、呉は荊州を呉に引き渡せと劉備に要求するが、蜀をとるまでの間、借りるという話になる。周瑜はこの詭弁に怒り、劉備を孫権の妹と結婚することを名目に呼び出し殺害する計画を立てる。趙雲を供に呉に赴いた劉備は贅沢を覚え、大志を失いそうになる。

登場人物

張遼・李典・楽進・孫権・張昭・程普・太史慈・宋謙・戈定・劉琦・劉備・孔明・魯粛・周瑜・趙雲・孫乾・伊籍・喬国老・呂範・賈華・孫夫人・陳武・潘璋・蒋欽・周泰・丁奉・徐盛・

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印象的な場面

張遼「勝ったのはきのうできょうは勝ってはおらん この戦いいつまでつづくかわからんのに一日の勝利で戦に勝った気分でいるとはおかしいではないか」「いままでどおり気をゆるめず夜回りもきびしくするんだ」(p32)

張昭「玄徳は小さい時は貧乏暮らしでした 青年期には各地を流浪して戦いまだ人間の富貴栄耀の味を知りませぬ」(p140)

感想

呉が絶対に落とせない合肥。油断をしない張遼。さすが。

劉備は張昭が言うように貧乏で通してきたので、呉でのぜいたくな暮らしで色々なものを忘れそうになった。この手の話はよくあることで、貧しくて苦労して成功を為した人が金がたくさん手に入ったことからかえって破滅するという。人間の弱点というか、一方の攻撃には全く動じなくても変化球が来るとやられるパターン。趙雲という諫めてくれる人がいたことが劉備の幸せであったといえる。50歳と17歳の結婚。

【三行でまとめてみた】横山光輝三国志29巻【888回】