『三国志』横山光輝 36巻 漢中侵攻軍

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基本情報

作者  横山光輝

出版  1983年

出版社 潮出版社

目次 

  • 臨江亭
  • 死の密書
  • 西征軍
  • 濃霧の戦い
  • 西涼の龐徳
  • 一日の恩
  • 漢中平定

あらすじ

劉備が蜀を得たことで、孫権は約束通り荊州を返すよう孔明の兄諸葛瑾を使者として遣わす。劉備はとりあえず荊州南部の三郡を返すようにするというが、荊州を守っている関羽はこれを拒否。劉備は漢中をとれば改めて渡すと伝える。その頃、都では皇帝が曹操打倒を目指して使いを出すが直ちに露見。皇后の一族すべて皆殺しにされる。曹操は娘を新たな皇后とする。曹操は劉備打倒のため、蜀の扉である漢中の張魯攻めに取り掛かる。張魯軍は続々と敗れるが、客将の龐徳だけが奮闘する。しかし、曹操の策略により龐徳は孤立し、捕えられ降伏。曹操は漢中を平定する。

登場人物

孫権・張昭・諸葛瑾・劉備・孔明・関羽・関平・魯粛・周倉・呂蒙・甘寧・献帝・伏皇后・伏完・穆順・曹操・曹仁・賈詡・夏侯惇・夏侯淵・張郃・張魯・張衛・楊昂・楊任・曹洪・徐晃・許褚・龐徳・楊松

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印象的な場面

龐徳「この国にきて一日でも恩義をこうむる以上この国の難を見て見ぬふりをしては義に背きましょう」(p140)

感想

楊松は前巻では賄賂をもらって馬超を失わせ、この巻では同じく賄賂をもらって龐徳を失わせついには国をも失わせた。こういう君側の奸は古今東西いるものだが、どういう面で君主に気に入られるのだろうか。君主が賢明であればかかる臣は近づけないだろうが。劉禅や孫権晩年にもいたな。劉備や曹操には見当たらない。恩に報いようとする龐徳からすれば敵に通じているといわれる。誤解を受けても必死に戦う姿。立派。

魯粛と関羽が荊州分割について話し合ったのが、単刀赴会(たんとうふかい)。

横山光輝三国志36巻【三行でまとめてみた】【888回】