『三国志』横山光輝 39巻 漢水の戦い

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基本情報

作者  横山光輝

出版  1984年

出版社 潮出版社

目次 

  • 定軍山攻防
  • 人質交換
  • 敵陣を望む
  • 趙子竜
  • 一騎馬武者
  • 背水の陣
  • 心理作戦
  • 智者は智に溺れる

あらすじ

黄忠は法正の策を用い、魏の夏侯淵を討ち取り定軍山を奪取する。曹操は激怒し40万の大軍で援軍に来る。三度黄忠が今度は趙雲と共に出陣し曹操軍の兵糧を狙う。趙雲は黄忠を救い出し、迫りくる曹操軍も撃退。曹操は一度退き、徐晃に王平をつけて攻めさせる。徐晃は王平に反対されながらも背水の陣を敷き、趙雲らを攻めるが敗北。救援に来なかった王平を責めると王平は蜀軍に寝返る。曹操自ら前線に出るが、孔明の策略に敗れ、また食料を運び込む許褚が張飛に敗れるなど追い詰められていった。

登場人物

曹操・夏侯淵・張郃・夏侯尚・黄忠・陳式・法正・杜襲・趙雲・劉備・孔明・徐晃・王平・許褚・劉封・張飛・魏延

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印象的な場面

趙雲「同じ君に仕え同じ忠義を尽くさんとするに主将副将の差別はございませぬ」(p83)

孔明「(曹操は)自分の兵法に自信を持っているからでございましょう」「それだけにちょっとしたことでも疑いの目で見るのです」「智者はかえって智に溺れるとかいいます」(p173)

感想

黄忠が魏の猛将夏侯淵を討ち取る。魏のこれくらい立場ある将軍討ち取ったのは黄忠ぐらいではなかろうか。一騎打ちといえば魏の最強武将許褚が張飛と戦ったが酔っぱらっていたのであっけなく負けてしまった。もったいない。

徐晃が敷いた背水の陣は前漢の韓信が最初だったと思うが、背水の陣がもつ絶大な効果も条件があってのこと。徐晃は敗れてしまう。どんな効果を上げた方法や手段も条件や環境によって異なるというのは忘れてはならないと思う。

横山光輝三国志39巻【三行でまとめてみた】【888回】