『三国志』横山光輝 42巻 曹操の死

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基本情報

作者  横山光輝

出版  1985年

出版社 潮出版社

目次 

  • 麦城に走る
  • 援軍きたらず
  • 関羽の最期
  • 首騒動
  • 蜀鳴動
  • 曹操発病
  • 名医華佗
  • 曹操の死
  • 新魏王
  • 兄弟相争う
  • 七歩の詩
  • 叛乱の芽

あらすじ

荊州奪還のため出陣した関羽であったが待ち伏せに遭い、麦城に逃げ込む。残った兵は500程度であった。上庸の劉封・孟達に援軍を求めたが、兵が少ないことを理由に拒絶。援軍が来ない関羽は脱出したが捕まる。孫権に降伏を勧められるが拒絶し関羽・関平は打ち首となった。同じころ、魏の曹操も病に倒れ、華佗を疑い殺したことから回復することなく死去。新王となった曹丕は、兄弟たちを次々に責める。蜀では劉備が呉討伐を検討するが、関羽に援軍を送らなかった劉封・孟達処分のため動き出す。

登場人物

関羽・関平・周倉・蒋欽・廖化・劉封・孟達・諸葛瑾・孫権・呂蒙・王甫・張昭・曹操・司馬懿・孔明・劉備・馬良・伊籍・張飛・馬超・黄忠・趙雲・蘇越・華歆・華佗・呉押獄・曹丕・曹彰・曹植・曹熊・賈逵・賈詡・王朗・許褚・丁儀・丁廙

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印象的な場面

曹植「(兄弟を題材に即座に詩を読めといわれ)

豆を煮る豆の豆がらを燃く

豆は釜中にあって泣く

本是同根より生ずるを

相煎るなんぞはなはだ急なる」(p195)

豆を煮るために豆がらを燃やす、

豆は釜の中で泣いているような音を立てる。

もともと一つの根から生じたものなのに、

どうしてこんなに酷くいたぶるのか。

感想

義絶関羽・奸絶曹操が死んでしまった。数十年苦楽を共にし、死ぬときは一緒と誓った人間が殺された怒りも悲しみも想像を絶するものであろう。その激しい感情のままに動くことでさらなる悲劇が起こることが多いことも悲劇である。

横山光輝三国志42巻【三行でまとめてみた】【888回】