『三国志』横山光輝 45巻 劉備の死

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基本情報

作者  横山光輝

出版  1985年

出版社 潮出版社

目次 

  • 魏呉攻防戦
  • 玄徳没す
  • 五路五十万
  • 使者鄧芝
  • 浮かぶ長城
  • 火と風と
  • 益州の乱

あらすじ

呉は蜀に勝利した後、同盟破棄して攻め込んできた魏軍をも撃退した。その頃、劉備は戦に敗れたことで心労がたたり、孔明に全て託し白帝城にて没した。曹丕は劉備が死んだことを好機とし総勢50万の大軍で攻め込むが撃退される。孔明は投資を使者とし呉と再度同盟を結ぶと、曹丕は怒り30万の軍勢で呉に攻め込む。呉は徐盛らが火攻めを用いまたまた撃退、張遼が死ぬ。蜀では孟獲が反乱を起こし、孔明が討伐に向かう。

登場人物

朱桓・曹仁・曹丕・劉備・孔明・趙雲・馬良・劉禅・賈詡・司馬懿・鄧芝・孫権・張昭・徐盛・孫韶・丁奉・張遼・徐晃・関索・雍闓・高定・朱褒・鄂煥・王平・魏延・張翼

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印象的な場面

朱桓「戦というものは兵の多少で決まるものではなく大将の駆け引きで決まる」(p9)

劉備「もし劉禅が帝たる天質を備えているものならばよく助けてやってもらいたい しかし帝王の器でない時は丞相 君自ら蜀の帝となって万民を治めてもらいたいのじゃ」(p44)

孔明「宰相たるもの無為無策で会議にのぞみましては却って官僚達を不安に陥れます それゆえ魚の泳ぐのを眺めながら策を練り一つずつ手を打ってございました」(p73)

魏延「えてして自分に自信をもちすぎるといきすぎるものじゃ」(p204)

感想

主人公劉備死す。50手前まで確固たる基盤を持たず、それでも最後は一定の勢力構築することができたのはやはり人物なのでしょう。優柔不断さがなければまた違ったことになったはず。劉備大敗で蜀の武将も兵も国力もズタボロになったはずだが、魏を撃退し南蛮討伐に向かうのは孔明の本領の政治の才の発揮か。孔明に劉禅が愚かであれば皇帝になれといい、孔明は決して野心を抱かなかったという麗しい関係。物語は南蛮編へ。

横山光輝三国志45巻【三行でまとめてみた】【888回】