『三国志』横山光輝 48巻 孟獲心攻戦

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基本情報

作者  横山光輝

出版  1986年

出版社 潮出版社

目次 

  • 禿竜洞
  • 毒泉
  • 万安隠者
  • 女軍の踊り
  • 毒矢の雨
  • 祝融夫人
  • 木鹿王
  • 動く木獣

あらすじ

(5回目の捕縛)智の孔明に対抗するため、孟獲は南蛮の知恵者朶思王を引っ張り出す。毒蛇や毒の湯気、毒の4つの泉に守られた城にこもるが、孟獲の兄の孟節の助けを得て進撃。籠城していた孟獲だが援軍にきた家来に捕縛される。

(6回目の捕縛)弱気になる孟獲を叱咤する妻の祝融は蜀の張嶷・馬忠を捕えるが、趙雲魏延にはかなわず敗北する。孟獲は、象や虎を用いる木鹿王の援軍を得て趙雲らを蹴散らすが、孔明が発明した火を吐く木獣を用いてこれを撃破。孟獲たちは捕縛される。

登場人物

孟獲・孟優・朶思王・孔明・呂凱・趙雲・王平・関索・孟節・魏延・楊鋒・木鹿王・祝融・張嶷・馬忠・帯来

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印象的な場面

孔明「人ある所に人なく人なき所に人ありか」(p71)

祝融「よそ者のお説教などまっぴらだよ」「私の国には私の国のやり方があるのよ」(p167)

感想

物語中では、孔明は王化を説きに来たといっている。王化とは王者の徳による感化。領民の難儀も考えず略奪や侵略を繰り返し自分だけ栄耀栄華を楽しむものではないと祝融に言っている。祝融はこれに対し、「好きな物を食べ好きな物を手に入れる敵は殺すそれのどこがいけないのさ」と反論し、自分の国には自分のやり方があるからよそ者の説教はまっぴらだという話になっている。正確ではないが、文化相対主義と普遍性という言葉が浮かんでくる。

横山光輝三国志48巻【三行でまとめてみた】【888回】