『三国志』横山光輝 51巻 姜維の帰順

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基本情報

作者  横山光輝

出版  1986年

出版社 潮出版社

目次 

  • 巣無し鳥
  • 一本の矢
  • 祁山序戦
  • 西羌の鉄車隊
  • 雪原の戦い
  • 魏の柱石

あらすじ

孔明の策にはまり、姜維は行き場を失い、降伏した。その姜維の計略であっけなく天水は落ち、夏侯楙は逃亡した。曹叡は次に一族の曹真に20万の大軍を率いさせ出陣するも孔明の策にはまり、大惨敗を喫する。郭淮の提案により、西羌の軍勢が蜀軍を攻めだした。越吉元帥・雅丹丞相と鉄車隊に関興張苞馬岱は敗れるが、雪による落とし穴をつかい鉄車隊は壊滅。蜀軍の偽りの退却に引き寄せられた曹真軍は再び敗戦。魏は国家的危機を迎え、追放した司馬懿を呼び戻す。

登場人物

姜維・夏侯楙・馬遵・張翼・魏延・梁緒・尹賞・梁虔・曹叡・王朗・曹真・趙雲・王平・馬岱・張嶷・関興・張苞・郭淮・朱讃・曹遵・雅丹丞相・越吉元帥・鍾繇・司馬懿・司馬師・司馬昭

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印象的な場面

孔明「(姜維に)平素学びおいた兵法の道を誰かに伝えたいと思うていたがその人を得ず残念であった しかしこのたびそなたに出会うて願いがかのうた そなたにすべてを伝えたい」(p40)

姜維「敵には勇があっても知略がありません」(p147)

感想

味方の為に精一杯戦い、あの孔明をやぶったにも関わらず裏切りを疑われた姜維。そんな20歳前後の青年が、仮にも一国の丞相からこれだけのことをいわれた感激は相当なものであっただろう。後年の姜維の連年の北伐は褒められたものではないし、魏にいても大きな出世は見込めなかったという理由もあるかもしれないが、少なくとも蜀に忠誠をつくし続けた一因にはこの感激があったのは間違いない。そして、ついに司馬懿が孔明の前に立ちふさがる。

横山光輝三国志51巻【三行でまとめてみた】【888回】