『三国志』横山光輝 52巻 街亭の戦い

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基本情報

作者  横山光輝

出版  1987年

出版社 潮出版社

目次 

  • 孟達の叛意
  • 露見
  • 孟達の最期
  • 決戦前夜
  • 馬謖の誤算
  • 断たれた水
  • 街亭の合戦
  • 空城計
  • 総退却

あらすじ

孔明の連戦連勝を見て、魏に寝返っていた孟達が再び蜀に寝返ろうとするが、司馬懿の電撃作戦であえなく死亡する。孔明は兵糧補給路である街亭を守ることが長安攻略の一番手柄であると考え、可愛がってきた馬謖を用いる。街亭につくと馬謖は孔明の指示を無視し、山頂に陣取ることを主張。王平が猛反対するが自らの知識にうぬぼれた馬謖は山に陣取る。司馬懿に山を囲まれあっけなく敗れた馬謖の責任で蜀軍全軍総退却の憂き目にあう。孔明自身2500の兵で小城にいるところを司馬懿15万の大軍に押し寄せられるも空城の計で何とか逃げ延びる。

登場人物

孟達・申耽・申儀・孔明・魏延・趙雲・李豊・関興・張苞・姜維・司馬懿・馬謖・馬忠・司馬昭・司馬師・徐晃・曹叡・張郃・王平・高翔・鄧芝・郭淮・陳造・曹真・蘇顒・万政

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印象的な場面

馬謖「兵法にも『高きによりてひくきを視れば勢竹をさくが如し』と申すではないか」(p83)

感想

孟達は二度裏切り、三度目の裏切りの際にあえなく死んでいる。裏切りの人生にまっとうな終わりはないのではなかろうか。そして、王平は副将としてかつて徐晃を諫め聞いてもらえず、いままた副将として馬謖にいうことを聞いてもらえない。いずれも王平は正しいことを言っているのだが。ところで孟達も馬謖も敵の司馬懿でさえ孔明を評価しているのに、なぜか孔明は疑いすぎで自分のほうが智慧がまわると解釈できるのだろう。こういう連中が小賢しいというんだろうな。しかしまた孔明の人材の配置に誤りがなかったとはいえない。

たった一つの油断が、敗北がすべてを狂わす。

横山光輝三国志52巻【三行でまとめてみた】【888回】