『三国志』横山光輝 3巻 漢室の風雲

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基本情報

作者  横山光輝

出版  1974年

出版社 潮出版社

目次 

  • 十常侍
  • 勅使
  • 放浪の旅
  • 乱兆
  • 何進将軍の死

あらすじ

凱旋した劉備に黄巾賊が壊滅したことが告げられる。手柄をあげた劉備であったが官軍でないため田舎の警察署長の役をもらうにすぎなかった。十常侍による政治腐敗は田舎の劉備をも襲い、賄賂を断った三兄弟は放浪の旅へ。黄巾賊の乱は治まったものの政治の腐敗で民が苦しむことに変わりはなく、各地で反乱が相次ぐ。妹が霊帝の子を産んだことにより大出世した何進は、後継者問題で十常侍と仲たがいをし、十常侍を滅ぼすために各地の有力者を呼び出す。霊帝は没し、何進も十常侍の手によって暗殺される。

登場人物

劉備・関羽・張飛・朱儁・董卓・皇甫嵩・曹操・袁紹・張鈞・霊帝・十常侍(総称)・勅使督郵(名前ではない)・劉恢・芙蓉姫・張挙・張純・兵匪・何進・王美人・何后・董太后・蹇碩・協皇子

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印象的な場面

・関羽「こういう言葉がござる 枳棘叢中鸞鳳のすむ所にあらず トゲのある木の中には良い鳳(とり)はすまぬということでござる」

・関羽「自分の幸せだけを考え万民の幸せを忘れてしまったのか」

・霊帝「(ご気分はいかかでございますか)とてもつらい」

感想

母の下に帰った劉備に、大業を為していないのに帰ってくるとは何事か!と叱りつけ追い出す老いた母。他方で、自らの子を皇帝にするために毒殺・暗殺を行う若き美しい母。外戚と宦官。贅沢の限りを尽くす一部の権力者たち、苦しむのは常に多数の民衆。

【三行でまとめてみた】横山光輝三国志3巻【888回】