『三国志』横山光輝 60巻(完) 蜀漢その後

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基本情報

作者  横山光輝

出版  1988年

出版社 潮出版社

目次 

  • 楊儀の死
  • 権力争い
  • 政変
  • 出兵
  • 水涸れ
  • 牛頭山の戦い
  • 姜維一人
  • 不落剣閣
  • 道を作る
  • 劉諶憤死
  • 蜀滅亡

あらすじ

孔明亡き後蜀は出兵をやめ守りを固めた。魏では孔明の死で安心した曹叡が宮殿をたてまくり、国家の財政を傾けた。諫めた臣を悉く殺していった。やがて曹叡がなくなると8歳の曹芳が即位する。実権を握ったのは曹真の子曹爽と司馬懿であったが、曹一族で固めるべきと曹爽は司馬懿を名誉職に祭り上げる。司馬懿は曹爽を油断させクーデターを起こし、曹爽一族を皆殺しにする。夏侯覇がこのクーデターにより蜀に降ると、蜀で軍権を握っていた姜維が北伐を再開する。だが連年出兵するが決して成功することなく、国内では厭戦気分が強まっていった。司馬懿亡き後魏の実権を握っていた司馬昭は、鄧艾・鍾会らに蜀を攻めさせる。姜維は必死に守ったが、別ルートから攻められ劉禅はあっけなく降伏。ここに三国鼎立が崩壊した。

登場人物

楊儀・劉禅・蒋琬・費禕・曹叡・司馬懿・公孫淵・曹芳・曹爽・司馬師・司馬昭・曹義・曹訓・曹彦・李勝・郭大后・夏侯覇・郭淮・姜維・劉禅・句安・李歆・陳泰・郭循・鄧艾・鍾会・黄皓・王含・蒋斌・張翼・馬邈・諸葛瞻・諸葛尚・劉諶

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印象的な場面

司馬懿「諸葛孔明‥なんとすばらしい男であったろうか あの世ではゆっくりと教えを乞いたい」(p42)

感想

劉禅は暗君である。暴君ではないが、これを名君扱いするのは見当違いも甚だしいと思う。「白い糸」というのは別にいいわけではない。姜維は思いは立派でも内政無視はよくない。そして結局、晋が三国統一する話までは描かれない。

60巻を通してやっぱり面白いし、学べることが多い。近現代の中国にもこれだけの人がいれば曹操もいるし孔明や他の善悪様々なまた能力も有ったり無かったりする人間もそりゃいるだろうなと思う。

横山光輝三国志60巻【三行でまとめてみた】【888回】