『コミック それからの三国志』内田重久/ももなり高

基本情報

原作 内田重久 画 ももなり高 シナリオ 竹川弘太郎

出版 2014年

出版社 世界文化社

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目次(合本版による)と概要

第一章 諸葛孔明の死後‥姜維の人生の回想と蜀軍の撤退

第二章 魏・司馬懿と曹叡‥曹叡がかつての名君から暴君への変貌と司馬懿の公孫淵討伐及び曹叡に後を託される

第三章 司馬一族の逆襲‥曹爽による権力奪取と司馬懿の制度改革の訴えが通らず、そして正始政変

第四章 姜維の北伐‥司馬懿の権力固めを目的とした曹一族の粛正による夏侯覇の逃亡と姜維の一万人限定の北伐での敗北

第五章 司馬懿の死‥司馬懿・孫権が死に、魏は呉討伐するも諸葛恪に敗北、諸葛恪は調子に乗り、呉で殺される。蜀では費禕が殺される。

第六章 姜維再びの北伐と司馬兄弟の命運‥呉の出兵要請で姜維二回目の北伐。司馬兄弟は魏帝曹芳を廃し反乱を鎮圧するが司馬師死亡。姜維三回目の北伐も鄧艾のため撤退。

第七章 段谷の惨戦‥姜維第四次北伐で大敗、自ら位を下げる。魏で諸葛誕が反乱し姜維第五次北伐するも鄧艾のため撤退。

第八章 魏帝憤死と姜維の第七次北伐‥姜維第六次北伐で祁山に初めて到達し鄧艾を追い込むが謀反の噂を立てられ撤退。司馬昭魏帝を誅殺し相国兼晋公となる。姜維第七次北伐。鄧艾に勝利するも物資を失い撤退。

第九章 蜀 最後の出撃‥劉禅は完全に酒色におぼれ、姜維は第八次北伐へ。勝利をするも黄皓の策により撤退命令。姜維は宦官黄皓を殺そうとするも叶わず。

第十章 大出陣‥司馬昭は蜀の混乱を見て、鄧艾鍾会に討伐を命ずる。姜維は援軍を求めるが劉禅は黄皓及び巫女を信じ援軍を出さず。漢中を落とされる。

第十一章 成都開城‥別動隊の鄧艾が成都を突き劉禅は降伏。劉禅の命により姜維は鍾会に降伏した。だが鍾会は鄧艾を憎み、姜維はなんとか再興を目指す。

第十二章 三巨魁堕つ‥蜀では鄧艾が独断専行し司馬昭は鍾会に鄧艾を捕縛させる。司馬昭は鍾会をも疑っていたので姜維は鍾会をそそのかし蜀で独立の動きを起こさせる。だが鍾会に魏の将兵がついていかず、鍾会・姜維・ついでに鄧艾もみな殺される。

最終章 残映暮色‥司馬昭は皇帝になろうとした瞬間口がきけなくなり死亡。子の司馬炎が魏から皇帝を譲られ晋を建国。呉は帝の孫晧が暴君で内部崩壊を起こし、晋に攻められ降伏。ここに三国は統一された。

「孔明亡き後の中国」文 渡辺精一

感想

一番印象に残ったのは劉禅のトイレの様子が描かれていたこと。姜維の最後の最後まであきらめない執念は立派だった。また曹一族でありながら姜維の片腕として活躍した夏侯覇もなかなか。司馬懿は孔明よりも優秀な部分があったのだろうが、忠義という点に関しては全く異なる。というか孔明が例外か。絵は独特。