『諸葛孔明』 狩野直禎 

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基本情報

作者  狩野直禎

出版  1971年

出版社 新人物往来社

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目次

はしがき

一 後漢王朝の終末

二 少年時代

三 青年時代

四 出蘆

五 赤壁の戦い

六 荊州時代

七 巴蜀

八 蜀に入る

九 蜀を奪う

十 劉備の死

十一 南方平定

十二 北征

十三 五丈原

特徴

正史三国志の諸葛亮伝をベースに描かれている。孔明の言った言葉などが丁寧に描かれている。

印象的な言葉

「友人というものは功利的な交わりでは長つづきしない。士がお互いに知り合うと、あの常緑樹のように『温にも華を増さず、寒にも葉を改めず』で、一年中その友情は衰えることなく、困難な問題にぶつかって、その交わりはますます固くなっていく」(p51)

「政治をするのには大徳が大事なので、小恵を施す必要はない。だから前漢元帝の名相匡衝や、後漢光武帝の功臣呉漢は大赦を出すことを欲しなかった」(p169)

「朋党(派閥)あるは敗徴なり」(p169)

感想

非情に読みやすい。また直線的ではなく、その周辺の話もあるので勉強にもなる。派閥は目的を見失わせ分裂を生んで敵に付け入るスキをあたえるということかな。