【絵本】『いつでも会える』菊田まりこ

基本情報

著者  菊田まりこ

出版  2013年

出版社 学研教育出版

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内容

犬のシロは飼い主であるみきちゃんといて幸せだった。だけどみきちゃんは死んでしまった。シロは不幸だった。でも‥‥

感想

アマゾンレビューは大絶賛の嵐。

100万部を超えるベストセラー

しかし

悪い本とは思わない。子どもが読む分にはいい話だねとなる。また私自身それなりに近しいものを亡くしてきている。そのうえで、レビューで絶賛されるほど感動はしなかった。ほとんどのレビューが涙を流しまくりである。子どもならともかく大人の涙腺ゆるすぎだろうと思う。「亡くなった人はあなたの心の中にいるよ」というメッセージそのものは特別珍しいものではない。なので描き方が重要だと思うのだが、本作では子犬が小さい人間の子どもの死んだことを悲しむ内容なので、精神面での苦しみをそんなに深くは描けないのはわかる。ただ、みきちゃんをなくして走り回って「いつもふこうだった」と言わせながら、「めをつむ」って「みきちゃんのことかんがえると」「いつでもあえるま」でが、雑すぎる気がする。仮に人間であれば、我が子あるいは我が親もしくはわが友を亡くした時に、ちょっと走り回って泣いてたら克服できるのかってつっこみたくなる。つまり

亡くなった直後と「いつでもあえる」ようになった際の違いがわからない

これが、レビューで絶賛されるほどの感動を覚えなかった理由である。