【絵本】『ありがとん』ふるしょうようこ

基本情報

作者 ふるしょうようこ

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内容

ぶたからありがとうといわれたゆうちゃんは、わけもわからずありがとうと言い続け気持ちよくなりました。

感想

子ども向けなのにフリガナが一切ない。作者がコメントでこのことにわざわざふれている(「ペリカン絵本は、全て『漢字混合表記』を推奨しています。子供はひらがなだけしか読めないわけではありません。」)が、よく意味が分からない。

「ありがとうは魔法の言葉」と誰かが言っていた気がする。感謝の心は非常に大事で、作者が言うように感謝を伝えると自分が得をする。ここは作者の言う通りだと思う。

ただ、ぶたはいきなりあらわれて何の説明もなくゆうちゃんに感謝して、ゆうちゃんもなぜ言われたかわからないからとりあえず言ってみようとなった。そこまではわかる。しかしありがとうと言っているとゆうちゃんは気持ちがいいと感じ、それが「みんなのいいところを探しているような気になっ」た。これは飛躍しすぎだろう。別に何にも探していない。お母さんやお父さんの具体的な行動を探して感謝しているならこの通りだろうけど、ゆうちゃんは最初から最後までとりあえずありがとうしかいってない。何にも探していない。「存在に感謝」といいたいのなら、ここはちょっと合わないだろう。

一番突っ込みたいのは、いきなり人の家に現われてありがとうと言ったぶたが、自分がゆうちゃんから「ぼくに『ありがとう』って言ってくれてありがとう」と言われたら、一瞬きょとんとしたこと。え!