『図解 聖書』 監修 大島力

基本情報

監修者 大島 力

出版  2010年

出版社 西東社

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目次

序章  聖書を読む前に
旧約聖書
第1章 全知全能の神による世界の誕生
第2章 民族の祖となった族長たちの旅
第3章 約束の地を目指す民の旅
第4章 民を導いた英雄たちの戦い
第5章 大国に翻弄された王国の興亡
第6章 現代に通じる人生の教訓書・知恵文学
新約聖書
第1章 荘厳なる伝説に彩られた救世主の誕生
第2章 弱き者に手を差し伸べたイエスの伝道活動
第3章 民の価値を覆したイエスの教え
第4章 贖罪の使命を果たしたイエスの受難
第5章 師の教えを世界に広めた弟子たちの時代

ざっくり用語・人名

旧約聖書‥‥天地創造→アブラハムの旅→モーセの十戒→ダビデ・ソロモンの王国が描かれる。ユダヤ教徒とキリスト教徒が聖典とする。対象はイスラエルの民のみ。ユダヤ教の捉え方としては、メシアはダビデ王の子孫から現れるが、まだあらわていないというもの。90年頃成立。ヘブライ語で書かれ、39書の集合体で大きく分けると4つに分類される(モーセ五書・歴史書・知恵文学・預言書)。唯一神ヤハウエとイスラエルの民との契約。
新約聖書‥‥イエスの伝道→イエスの処刑→弟子たちの活躍→ヨハネの黙示録。構成は、「福音書」「使徒言行録」「書簡」「ヨハネの黙示録」である。この中でも4つの「福音書」が重要(マタイ・マルコ・ルカ・ヨハネ)。新約聖書を聖典とするのはキリスト教のみ。ギリシア語。
旧約・新約‥‥約とは契約のこと。古い契約とは、シナイ山においてモーセが神より律法を授かり、イスラエルの民と神との間に契約が結ばれる→イスラエルの民は何度も約束破る→神が遣わした預言者をイスラエルの民がないがしろにする→神がイエスをメシアとして地上に送る→イエスはイスラエルの民によって殺される。3日後にイエスが蘇り、神と人間との間に新しい契約が結ばれる、こっちが新約。
死海文書‥‥1947年、死海沿岸にあるクムランの洞窟で羊飼いの少年がみつけた書物。その中に旧約聖書の写本があり、10世紀の写本とほぼ同じ内容だった。
アダム‥‥神が最初につくった人間の名前。
エバ‥‥アダムの1本の肋骨からつくられた女性。
アダムとカイン‥‥アダムとエバの息子。カインはアベルに嫉妬し殺害。
ノア‥‥アダムの子孫たちは悪事を重ねたの、神が人間をつくったことを後悔しすべてを滅ぼすことを決意した。しかし、ノアだけは唯一清い心を持っていたので神はノアに方舟をつくって家族と地上のすべての生物をひとつずつ乗せた。
セム・ヤフェト・ハム‥‥ノアの三人の息子。ハムの子孫は、カナン人、今のパレスチナ人の先祖。セムの子孫は、ユダヤ・アルメニア・フェニキア・アラビア・アッシリア人。ヤフェトは、インド・ヨーロッパ語族の祖先。

感想

キンドルアンリミテッドシリーズ。全く知らないので読んでみた。おそらくこういうわかりやすさをテーマとする図解本では本当に詳しいところまではわからないだろうということを前提に読んだ。非常に本の作りがわかりやすい。日本の色々なゲームやアニメの設定や名称がこういうところからとられているんだろうなと今更ながら理解した。キリスト教の是非は私にはまだわからないが、激しい弾圧を受けそれでもこれだけの年月、世界の多くの地域に広まったということは一定の価値と意味があったのだろうと思う。